城の基礎知識

北海道で発展した城「チャシ」とは

投稿日:2016年3月7日 更新日:

北海道地方は長く未開の地として、本土とは違う独自の文化が形成されてきた地だったと言えます。

北海道で発展した城「チャシ」とは




当然、城の文化も本土とは全く違った発展の仕方を遂げてきました。
 

北海道地方で築かれていた城は「チャシ」と呼ばれています。
チャシの語源には様々な説がありますが、アイヌ語の「チ アシ(我々 立てる)」という言葉からきているという説が最も有力です。
 

チャシはアイヌ民族が和人、すなわち本土の人々と戦うための拠点として築かれたと考えられており、北海道の中でも道南、道東地域に多く分布しています。
チャシは現存しておらず、チャシのあった跡「チャシコツ」が道内各地におよそ500ヶ所ほど確認されています。

 

■今でも謎が多いチャシ

 

アイヌ人による文献的資料がほとんど残っていないため、チャシについて分かっていることは、現在までのところほとんどありません。
城としての用途も推測でしかなく、実際に城としてチャシが使われていたかどうかもよく分かっていないのが現状です。
 

謎の多いチャシですが、北海道の大自然の中で築かれた原始的な城は、私たちの好奇心をたいへんに刺激するものとなっていると言えるでしょう。

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