城の基礎知識

日本最古の城は、環濠集落であった

投稿日:2016年3月10日 更新日:

城とひとくちに言っても、城には様々な種類があります。

日本最古の城は、環濠集落であった




そもそも、城には必ずしも天守閣が必要なわけではなく、村や陣地が堀や土塁などで囲われていれば、それ自体が城として定義されているのです。
ですから、城の起源を辿ってゆくと、日本国内では縄文時代末期ごろから存在する環濠集落に突き当たります。
 

農業が少しずつ始まって私有財産の概念が誕生すると、人々は自分たちの財産を守るために自分たちの集落の周りに堀を作るようになりました。
こうして、環濠集落が縄文時代末期ごろから誕生するようになったのです。

 

■原始的だが機能的な環濠集落

 

弥生時代に入った頃には、人々が集落同士で戦いを行ったことが遺跡などから分かっています。
その戦いの舞台となったのが、この原始的な環濠集落でした。環濠集落は集落の周りに堀を作って、更にその周囲には二重三重になった柵を設置して人々を寄り付かせないようにしました。

 
弥生時代が進んでゆくにつれて環濠集落自体も巨大化してゆき、直径300から400メートルにも及ぶ大規模な環濠が設けられた集落も誕生するようになりました。
このような大規模な集落が、少しずつ「クニ」へと変貌を遂げていったのです。

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