城の基礎知識

天守閣その2 天守閣に城主が住んでいたわけではない?

投稿日:2015年11月10日 更新日:

天守閣のある城は、そのインパクトが強烈なために、天守閣に城主、すなわちお殿様が住んでいたと思われがちです。

天守閣その2 天守閣に城主が住んでいたわけではない?




しかし実際には、天守閣に城主が住まうことはありませんでした。
 

天守閣の歴史をひも解いてみると、大きな天守閣が作られ始めた安土桃山時代には、城主が住む御殿の上に物見の為の望楼と呼ばれる場所を作っていました。
望楼からは見張りをするために、当然城主はここでは生活できません。
そのため城主は天守閣のふもとにある御殿で生活していました。

 

■天守閣の高層化に伴って天守閣から離れて生活するように

 

その後時代が下るにしたがって、天守閣は下層からしっかり建設され、より高い位置に望楼を置いた層塔型と呼ばれるものが主流となりました。
 

こうなると天守閣の上階へと登ること自体がそもそも困難になるため、天守閣で生活することは合理的ではなくなります。そのため、城主は天守閣から離れた場所で生活をすることとなりました。

-城の基礎知識

Copyright© 江戸城ナビ , 2018 AllRights Reserved.