城の基礎知識

立地で変わる城の名称と違い

投稿日:2015年11月30日 更新日:

城は、その立地によって大きく3つに区別することが出来ます。

立地で変わる城の名称と違い




立地は時代が下るごとに変貌を遂げ、より合理的かつ強固な防御力を誇る城が誕生することとなりました。
 

城が考案され始めた当初、城は立地的にも攻められづらい山の上につくられることが一般的となっていました。
戦国時代に入った当初は山の上に建設された「山城」がスタンダードなものとなり、最初期の合戦用の城はこの山城の形態が一般的でした。
山城は周りの山々が盾の役割になって敵の侵入を防ぐ、自然の形状を活かしたものだったと言えます。
この頃の城は城主とその部下は普段は山麓で生活し、戦の時のみ城にこもるという、戦専用の城でした。

 

■戦が増えるごとに城のノウハウも変化

 

しかし、戦国時代が長引くにつれて、高い山にある城では合戦への対処が難しくなり、また城への移動の手間もかかることから、次第に低い土地にも城が築かれるようになりました。
 

低い山や丘陵地の上に建てられた城を「平山城」、平地に建てられた城は「平城」と呼ばれ、これらは敵の城への侵入を防ぐために自然を利用するのではなく、高い石垣や門などを作って人工的な敵の侵入を難しくさせる工夫がなされていました。
そしてこの頃から城主は城の内部で暮らすようになり、また城が身近になったことから城下町も発展していったのです。

-城の基礎知識

Copyright© 江戸城ナビ , 2018 AllRights Reserved.