城の基礎知識

敵の攻撃を見守るために作られた櫓

投稿日:2015年12月10日 更新日:

城に関する知識がない方は、天守閣のように見えるけれどもだいぶ小ぢんまりとしていて、しかも高台に存在する城内の建物が何か分からないという方も多いと思います。

敵の攻撃を見守るために作られた櫓



この建物は「櫓(やぐら)」と呼ばれ、主に敵の侵入に備えて見張りを置いたり、実際に敵が侵入してきた際に敵の動きを監視したりする役割を持っています。
敵の動きを監視するために、櫓は城内でも高い位置に設置されるのが一般的でした。

 

■現存する櫓は江戸時代以降のもののみ

 

櫓は主に、江戸時代以降に数多くつくられました。特に江戸時代以降、近世の城の技術が外様大名などにも知れ渡るようになると、地方の大名も既存の城に櫓を設けることが多くなり、櫓の建設は江戸時代以降にスタンダードになったと言えます。
 

江戸時代以前にも櫓のあった城はいくつかありましたが、城の絶対数の減少に伴って櫓の数も減り、現存している櫓はそのすべてが江戸時代以降、近世の建築技術が一般的になってからのものばかりとなっています。

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