城の基礎知識

敵の侵入を防ぐために作られた、堀の重要性

投稿日:2016年1月10日 更新日:

古代から近世までの城には、かなり高い割合で「堀」が建設されています。

敵の侵入を防ぐために作られた、堀の重要性




堀は城以外にも、寺や集落、古墳といった建造物で見られ、日本の歴史上に登場する大きな建物にはかなりの割合で堀が存在するといっても過言ではありません。
 

堀の役割は、もちろん敵や動物が城内に侵入してしまうのを防ぐことです。侵入を防ぐためのものなので、容易に攻略することが不可能な幅と深さを誇っています。
現在では城特有の景観を作り出す役割を果たしている堀ですが、近世ごろまでは命がけでこの堀を越えようとしていた人々も居たということですね。

 

■とても合理的な堀と「土塁」の関係

 

さて、もし堀をかろうじて越えられたとしても、容易に城内に侵入することは不可能となっています。
堀を越えた先にあるのはこれまた容易に越えることができない「土塁」であり、なかなか攻め入ることが出来ない間に城主は作戦を行う時間的猶予を得ることが出来ました。

 
このように、堀と土塁は実用的な部分で見ても合理的な関係性の元にあったというわけですね。

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