城の基礎知識

最も基礎的な城を守る工夫、土塁とは

投稿日:2016年1月20日 更新日:

城を語る上で、土塁の存在は欠かせないものとなっています。

最も基礎的な城を守る工夫、土塁とは




城が築かれ始めた当初から土塁は存在し、その簡単かつ効果的な機能により、近世以降石垣が研究されてもなお土塁は本丸を守るための工夫として重宝されてきました。
 

土塁は敵や動物の侵入を防ぐのが最たる目的であり、土を盛り上げて作るものであるために石垣よりも簡単に作ることができました。
簡単とはいっても、容易に越えられない高さに土を盛り上げるのは時間も人員も相当数必要であり、かなりの男手で作り上げられたものだといえるでしょう。

 

■土塁の土はどこから来ているか

 

土塁を作るための大量の土がどこから来ているかというと、城の周りの堀を作る際に出た土を土塁にあてることでまかなっていたようです。
そのため、土塁作りは必ず堀を作り終わってから行われていました。
 

堀を作った際の土は大量であるために、その処分も並大抵の労力ではありません。
土塁を作るということは、城を建設する上でとても合理的であり、労力や時間を無駄にしない工夫のひとつでもあったといえますね。

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