城の基礎知識

戦法の近代化に伴って、土塁から石垣へと進化

投稿日:2016年1月30日 更新日:

古くから、日本の城では土塁が主な防御装置として用いられてきました。

戦法の近代化に伴って、土塁から石垣へと進化




堀を掘った土をそのまま高く積み上げて、敵からの侵入を防ぐという土塁は、大変古典的ながらも効果的な戦法として、長い間日本の城の主流となってきました。
 

また堀は、歩兵に対する防御だけでなく弓矢や槍といった武器から城を守るための効果的な防御方法としても重宝されました。
戦国時代までは、土塁と堀だけで十分に敵からの攻撃を避けることが出来たのです。

 

■火縄銃の誕生によって、城の防御にも変化が

 

しかし時代が下って戦国時代となると、火縄銃に代表される銃器が登場するようになります。
こうなると堀や柵といった防御方法だけでは城の守りは大変手薄になってしまいます。
 

そこで考案されたのが、石垣の技術です。
石ならば鉄砲の弾を弾き返せるということで、歴戦の武将たちによって鉄砲の弾を避け、かつ歩兵の侵入を防ぐ石垣の技術が研究されるようになりました。
 

また建物自体にも鉄砲の弾に対する耐久性を高めるために、分厚い門などが建造されるようになり、近世の城の技術が進んでいったと言えます。

-城の基礎知識

Copyright© 江戸城ナビ , 2018 AllRights Reserved.