城の基礎知識

江戸時代を境に、城の役割は様変わり

投稿日:2016年2月28日 更新日:

戦国時代が幕を閉じて江戸時代になると、200年以上もの間国家転覆規模の争いがない「太平の世」が続きました。

江戸時代を境に、城の役割は様変わり




この江戸時代を境に、城の役割はそれまでの戦闘をするものから、より多様化した役割が求められるようになりました。
 

城が政治的統治拠点としての役割を持つようになると、城下町や家臣団防備のために従来までの城のさらに外側に防御線が張られるようになりました。
この防御線のことを「総構え」と呼び、欧州の城で見られるような「城郭都市」ほどではないにしろ、簡易的な外界との仕切りが作られるようになりました。

 

■総構えの内側では、城下町が繁栄

 

そしてこの総構えの内側で発展したのが、城下町なのです。城の威光に守られて経済発展を果たした城下町は、やがて活発な外界との交流を産み、豊かな町人・商人文化が形成されるに至りました。
 

城下町同士で経済的な交流が生まれると必然的につぶし合う必要がなくなり、結果的に「太平の世」が長く続く要因ともなったのです。

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