城の基礎知識

近世以降の城とは違う、古代山城とは

投稿日:2016年3月1日 更新日:

戦国時代で城の建設ラッシュとなった近世以前にも、戦いのために作られた城は存在します。

近世以降の城とは違う、古代山城とは




近世以前の戦いのための城は「古代山城」と呼ばれており、まだ機能的には未熟であったり簡素な造りであったりしましたが、戦うための必要条件が整った、最初期の城とは一線を画す造りのものでした。
 

古代山城は九州北部および瀬戸内海沿岸で数多く造立され、飛鳥時代から奈良時代にかけて防衛の要として機能してきました。

 

■大陸からの技術が使われた古代山城

 

古代山城は、朝鮮半島から伝わった技術が多数使用されており、白村江の戦いにおいて倭軍が破れた際に技術が持ち帰られたとされています。
九州北部に作られた古代山城は、大陸からの侵攻に備えるといった役割が色濃く出たものでした。
 

古代山城に現存しているものはありませんが、現在では石垣など当時作られたものがそのまま残されている場所がいくつか存在しています。
石垣の技術の黎明期であったこれらの遺恨は、学術的にも大変価値の高いものとなっています。

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