江戸城の基礎知識

時代と城主によって変わった、江戸城の名前

投稿日:2016年4月3日 更新日:

今でこそ全国的に有名な江戸城ですが、江戸城が築城された当初は簡素ないち平山城でしかなく、これほどの大きな城へと変貌を遂げたのには徳川家康の力が大きいと言えます。

時代と城主によって変わった、江戸城の名前




江戸城は時代によって、またその城主によって特に近代以降、頻繁に名前が変わってきました。
 

江戸時代が終わるまでは江戸城と呼ばれていましたが、1868年に江戸城が明治新政府軍によって明け渡されると、「東京城(とうけいじょう)」と改称されました。
その翌年、京都から都が東京へと奠都されると、東京城は「皇城」と改称されました。

 

■城の文字が使われなくなったのはごく最近

 

1888年、皇城内に明治宮殿が完成。この際に再び改称が行われ、「宮城(きゅうじょう)」と呼ばれるようになりました。
わずか20年間で3度も名前の改称が行われていることになりますね。
 

その後長らく宮城の名前が使われてきた江戸城ですが、1948年、戦後日本がGHQの占領下にあった時に、現在の名称である「皇居」へと改称がなされました。
 

ついに名称から「城」の文字がなくなった江戸城ですが、これには江戸城はもはや宮殿でも城でもないという国民、そして進駐軍であったGHQへの意思表示という意向があったと考えられています。
こうして、江戸城は現在に至るまで「皇居」と呼ばれることになったのです。

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