江戸城の基礎知識

ドラマや映画では語られない、大奥のエピソードの数々

投稿日:2016年5月27日 更新日:

ドラマや映画などで描かれる大奥は、大幅に脚色されたものがほとんどであり、大奥の実態に即した描写がなされている者はそれほど多くないと言えるでしょう。

江島生島事件




実際の大奥は、決まり事やしきたりが数多く定められた、非常に息苦しい場所であったようです。
門限は春日局も含めて午後6時までとされており、少しでも遅れた者にはペナルティが課せられていました。

また、普段の生活の中でも女中一人一人に様々な役割が課せられている、将軍家のものが通る際には身分の低い女中は必ず跪いて顔を隠してお辞儀をするなどの細かい取り決めも多数存在していました。

 

■欲望渦巻く大奥のスキャンダル

 

大奥は上位の女中たちにとってはいわゆる将軍家の「遺産相続争い」の場となっていましたから、必然的に足の引っ張り合いが頻発することとなります。
その足の引っ張り合いが、しばしば大きなスキャンダルを引き起こしていました。
 

大奥最大のスキャンダルと呼ばれているのが「江島生島事件」であり、墓参りの帰りにお芝居を見物していたら門限に遅れてしまったという女中たちが、処刑や島流しにあい、更には濡れ衣なども含めて結果的に1,500人が何らかの処分を受けたというものでした。
これは権力争いに乗じて何者かが罠を仕掛けたために起こったものであると言われています。

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