江戸城の基礎知識

重要な「裏門」であった半蔵門

投稿日:2016年9月15日 更新日:

半蔵門線の由来ともなっている「半蔵門」は、大手門の丁度真裏に位置する江戸城の門です。

重要な「裏門」であった半蔵門




江戸城では長らく裏門(搦手門)として使われてきた大手門ですが、実際には防衛上の理由から大手門がフェイクであり、半蔵門が実質的な表門だったという説もあります。
 

現在では天皇陛下を筆頭に皇室関係者はこちらの半蔵門から出入りを行っており、そのためもあって一般の通行は認められていません。

 

■半蔵門内部にある、落ち着いた吹上御庭

 

半蔵門をくぐったところにある吹上御庭は、隠居した先代将軍や、将軍継嗣などの住居とされていました。そのためもあってか、半蔵門内部は非常に落ち着いた雰囲気であったということです。
 

半蔵門は防衛上においても非常に重要な役割がありました。幕府や江戸城の非常時に、将軍を甲州街道から幕府の天領である甲府へと安全に避難させるというのが取り決めとしてあり、半蔵門はその甲州街道の起点となっていたのです。
半蔵門が江戸城の搦手門であるということには、このような理由もあったということです。

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