江戸城の基礎知識

江戸城の地下にあった、非常時の設備とは

投稿日:2016年12月1日 更新日:

地上部分だけでも広大な敷地を持っていた江戸城。
しかし江戸城の広大さは地上部だけで完結するものではありません。
なんと、江戸城の地下には非常時に将軍家の者が秘密裏に城郭から抜け出せるような抜け道が作られていたと言われています。

江戸用 石室
▲石室(当記事の地下の抜け穴とは違います)




甲州武田家の土木技術者に掘らせた地下通路は、長年の間将軍に何かあった際の避難経路として利用されてきということです。
 

実はこの地下通路の出口に関しては未だに特定されておらず、「山王神社」「高田馬場の穴八幡」「神楽坂」などに出口があるのではないかという説があります。

 

■明治に入ってからも使われていた江戸城の地下

 

明治期に入って江戸城が皇室のものとなった際にも、江戸城の地下は用途を変えて利用されていました。皇室が各都道府県から石を集め、地下駐車場を建設したのです。この地下駐車場は実際には防空壕としての役割が大きく、昭和時代になると爆薬の性能が向上したことから石ではなくセメント造りのより強固なものへと作り変えられることとなりました。
 

現在でも、この地下駐車場兼防空壕は取り壊されることなく地下に眠っていますが、一般の人が入ることは出来ないようです。

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